5年勤めた会社を辞めたばかりなのですが、実は入社1年目のときから辞めたくて辞めたくてしょうがありませんでした。
ですが、3年ほど勤めたときから
自分
と思うようになり、転職意欲がなくなっていました。その理由を自分なりに分析してみました。
辞めれなくなる理由
- ブラック企業ほど従業員が優しい&社員の結束が高まる
- 悪い環境に慣れてしまって悪い環境が普通になってしまう
- 「いつか転職しよう」と思っていたらいつのまにか転職が難しい年齢になっている
一つひとつ解説していくので自分が当てはまってないか、確認してみてくださいね。
この記事の内容
原因①ブラック企業ほど従業員がいい人すぎる
私が勤めていた会社は、まぁ田舎ではそこまで飛び抜けてブラックというわけではありませんでした。
新人スタッフの3分の2が1年以内に辞める程度。(配属先にもよりますが)
年々経営が厳しくなっていき、就業規則や福利厚生が改悪ばかりな上、昇給はもうしませんと宣言されました。
ボーナスもここ2,3年まともに出ておらず、業績回復の見込みは全くありませんでした。
そして結果的に増える、社員同士での会社の愚痴。
みんな不満しかないので、会社の愚痴の話題になるとめちゃくちゃ盛り上がる盛り上がる…。
その結果、社員同士の会話が増え、結束が深まって辞めづらくなるという…。
自分
なんて思い始めてました。
そんなときに このツイートを見つけて、首がちぎれるくらい頷く内容で驚きました。
仕事辞めたい後輩ちゃんが、「辞める人ってとっとと辞めるから、ブラック企業に残ってるのって人手足りないから今抜けるとなとか私がいなくちゃとか思ってるお人好しばかりだから人間関係は良好なとこが多いんですって」って教えてくれて「仕事変えたいけど人間関係は良いんだよなー」は罠だと知った
だから、この会社いい人ばっかりなんだ・・・と。
人間関係良好だから辞められないという人は、会社の良いところと悪いところを箇条書きにして書き出してみることをおすすめします。
自分
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原因②悪い環境に慣れてしまって悪い環境が普通になってしまう
だいたいブラック企業だと自分だけではなく、周りの人もつらい思いをしています。
私も年々責任が重く、仕事量も増え、休みも減っていくという状態に常にストレスMAXで心が潰れそうな思いでしたが、
まわりも同じような状態なので「これが普通・・・みんな大変な思いをしているからしょうがないんだ」という心理になってしまっていました。
年間休日も80日台で少ない方でしたが、上司の休みの方がもっと少なくて年間30日くらいしか休めていないんじゃないかというレベルだったので、休みもっとほしいなんて言えなかったし…。
原因③「いつか転職しよう」と思っていたらいつのまにか転職が難しい年齢になっている
私とほぼ同時期に辞めた40歳の女性先輩社員(Aさん)がいまして、仲も良かったのでお互い会社を辞めてからも飲みに行く間柄になってます。
その人が転職活動中に、
Aさん
と言っていたのが印象に残っています。
Aさんは独身女性、最終学歴は大学卒、15年間ずっと接客業を経験というスペック。
田舎で就ける仕事も少ないのでこう言われたのかもしれません。都会なら仕事が多いからこんなこと言われないのかも…
そのAさんは10年間ほどずっと辞めたいと思っていて、ずっと決心がつかないままズルズルと続けてきたのですが、給料が新入社員より安いままだということにキレて退職。
今では、その年齢では難しいといわれていた転職にも成功してお給料が倍になり、充実した日々を過ごしております。
Aさん
とりあえず3年働けは時代遅れ
「新卒で入社した会社は辞めたくても3年は我慢しなさい」とよく言われるものでしたがもうそんな時代じゃないですよね。
むしろ私みたいに3年経つと辞める気力もなくなるから、その状態にさせるのが目的の言葉だったんじゃないかとさえ思います。
終身雇用の時代も終わって、転職するのが普通になってきているし、今は転職のためのサイトやアプリも充実して情報もぐぐればいくらでも出てくる。
まだまだ年功序列で、いくら頑張っても年を取らないと給料が上がらない会社が多いです。
20代、30代の社員だと影響力・発言力もないので今いる会社を変えることもほぼ無理でしょう。
会社が合わないのであれば変えようがないので、転職して自分に合った会社を探したほうがいいです。
Aさんみたいに田舎での転職でも給料が倍になる可能性だってあるからね。
惰性で勤めている人は今一度自分の状態を振り返ってみることをおすすめします。